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多世代交流
〜南部の”多世代交流コミュニティー”を取材して〜
ここっと 三好玲子
小学生が、サンタさんの帽子をかぶっている地域の高齢の方々と一緒に工作などをしている傍らでは、その弟や妹が遊んでいます。「多世代交流コミュニティーサロン『虹のひろば』」ではそんな光景を見ることができます。まるで大きな家族のよう。
核家族が多くなっている中で、親や先生ではない、広い視野で子どもたちの成長を見守る多様な大人との交流は、子どもたちにとってとても貴重で豊かな体験だと思います。
コミュニティーサロンの運営には、私たちの住む一番身近な地域で活動されている各地区の「地区社協」や「ふるさと協議会」の方々等が多く関わっています。「つちのこ」を運営している増尾地域ふるさと協議会の方が「地域の大人が地域の子どもたちを育てる」とおっしゃるように、身近な地域の方だからこそ、長い目で子どもたちを見守る居場所を作っていらっしゃるのだと思います。
利用者は小学生がほとんどですが、その弟妹などの幼児親子も一緒に過ごすことができますので、近くのサロンに一度遊びに行ってみてはいかがでしょうか。

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